はいさ~い!
沖縄の湿度は冬場で70%弱、梅雨時期は80~90%となっており、年中ジメジメしている湿気大国です。
沖縄で湿気対策をせずに放置していると、すぐにカビが発生してしまい家の中がやばいことになってしまいます。
- 温度
25℃前後で発生しやすい - 湿度
湿度65~80%以上 - 栄養
タンパク質や炭水化物、油脂などの有機物。主に皮脂汚れやほこり、食べこぼしなど
参照元:エステー
上記の条件を取り除くことで、カビの発生を抑える事ができます。一度カビが発生すると広がっていく可能性があるため、できるだけ早く対策しましょう。
この記事では誰でも出来る湿気対策の方法を17個紹介しており、今すぐできる対策も紹介していますのでぜひ参考にしてください。
沖縄の湿気対策に除湿機は必須
沖縄では除湿機が必須になります。湿気を取り除くには、除湿器が効率良いからです。
除湿機を使用すると部屋の温度が上がってしまうため、除湿機は外出中に使用することをオススメします。
外出中に使用するため、自動で電源を切ってくれるものを選びましょう。私は以前にタンクが満タンになっても運転し続ける除湿機を買ってしまい、電力を無駄使いしたことがあります。
我が家では夏場はもちろん、冬場でも雨が続いて湿度が高い場合には除湿機を使用しているため、湿気知らずで快適な生活を送っています。
沖縄の湿気対策には除湿器は必ず準備しましょう。
エアコンの除湿機能を使用することでも湿気対策になりますが、エアコンは電気代が高くなってしまいます。
- 外出時:除湿機使用
- 一日屋内にいる場合:エアコンの除湿
上記のように、基本的に除湿機を使用し外出しない日はエアコンを使用するなど、状況に合わせて対応すると電気代を抑えながら湿気対策が行えます。
下記の記事にて、沖縄の湿気対策にオススメの除湿機を紹介していますので、参考にしてください。
\オススメの除湿器紹介/
窓を開けて換気する時は湿度を確認
湿気対策に窓を開けて換気するのが一番コスパが良く効率的ですが、沖縄の場合は屋内外の湿度を確認しましょう。
部屋の湿度より屋外の湿度が高いときに窓を開けると、屋外の湿気が屋内に入ってしまい逆に湿度が高くなる場合があります。
【屋内外の湿度】
屋内60%<屋外90%=窓を開けない
窓を開けて換気する時は、屋内外の湿度差の確認は必須です。
窓から見えるほど海の近くに住んでいる場合は、風向きによって潮風が屋内に入って塩害の可能性もあるため、屋外の湿度が低くても窓を開けて換気するのはオススメできません。
湿気対策は、毎日の湿度を確認
長年沖縄に住んでいると肌感で湿度が高いか低いか予想はつきますが、湿度計があると一目で分かります。
窓を開けて換気をするときは屋内外の湿度を確認しないといけないため、
- 屋内:湿度計
- 屋外:天気予報
と、湿度計を持っていると窓を開ける判断ができます。
※湿度計を屋外でしばらく放置すると、屋外も湿度計で確認できます。
湿度を確認すると効率良く湿気対策が行えます。
湿度計は1,000円前後で買えるため、買って損はないです。
\湿度を一目で確認/
家具と壁の隙間を数㎝空ける
家具を壁にピッタリくっつけているあなたは、数㎝隙間を空けましょう。
壁にピッタリくっつけていると、壁と家具の空間の換気が悪くなります。ピッタリくっつけても、ホコリはかすかな隙間を通って入っていきます。
換気が悪い×ホコリが溜まる=カビの原因
(湿度↑) × (栄養↑)
壁と家具の隙間がないとカビの原因になるため、数㎝だけ隙間を空けて換気を良くすることで、
- 湿度を下げる
- ホコリが溜まりにくくなる
- 掃除がしやすくなる
上記の理由で、栄養を取り除きカビの発生を抑える事ができます。
水回りの水分を除去する
- 浴室
- キッチン
- 洗面台
など、水回りの水分はできるだけ除去するようにしましょう。
水回りの水分をそのままにしておくと、蒸発して湿度が高くなってしまい、カビの原因になります。
掃除は人の出入りが少ない時間帯を狙う
掃除は人の出入りが少ない時間帯を狙いましょう。具体的には、朝起きてすぐか、家に帰ってすぐの時間帯がおススメです。
その理由は、オススメの時間帯にホコリが床に落ちているからです。ホコリはとても軽いため、人が移動するだけで空中に漂います。
- 寝ている間に床に落ちたホコリを朝起きてすぐに掃除
- 留守の間に床に落ちたホコリを帰ってきてすぐに掃除
このどちらかのタイミングで掃除をすることで、ホコリを効率良く除去することができます。
浴室のドアは閉める&24時間換気
水回りの水分を取り除くように説明しましたが、浴室の水分を完全に取り除くのは困難です。浴室は湿度が高いため、浴室の湿度を他の部屋に移動させないように、ドアを閉めておきましょう。
浴槽にお湯を貼っている時は、蓋をして外に逃げないようにしましょう。
浴室の湿度をできるだけ抑えるように換気は24時間行いましょう。換気を止めるとカビの発生を早めてしまいます。浴室にも除湿器を使用すると、湿度を早く下げてくれるためカビの発生を抑えてくれます。
浴室は防カビ君やカビキラーでカビ防止
湿度が高い浴室はカビが発生しやすいですが、防カビ君を使用することでカビの発生を抑えてくれます。
防カビ君の効果は約2か月間なので、梅雨~夏場など湿度が高い日が続く時期に2~3クールほど使用すると、カビの発生を抑えて掃除の手間が省けます。
実際に我が家では、
- 4月
- 6月
- 8月
この3回の時期に使用しているため、カビが生えることなく安心して快適にお風呂に入ることができます。その他の時期は、普段から掃除をすることでカビが生える事はありません。
もしカビが生えてしまったら、カビキラーなどで早めに掃除をしましょう。カビは放置しておくと、どんどん広がっていくため早めの対処が必要です。
エアコンは使い終わった時に掃除
沖縄では、夏にしかエアコンを使用していない家庭も多いでしょう。
冬は使わないため放置して、暑くなってきたらエアコンを掃除をしていないですか?
夏に使用することで、エアコン内にカビが発生していることがあります。そのまま翌年まで放置しているとカビが増殖する可能性があります。
エアコンの掃除は、気温が下がって使わなくなったタイミングで掃除するとカビの発生を抑えてくれます。
12月上旬まで暑くなることがあるため、私は年末にエアコンを掃除しているよ。
フィルターは掃除は自身でも水洗いなどで簡単にできますが、エアコン内部は洗剤を使わないといけないため、故障の原因になったり床や壁を汚したりする可能性があります。1年に1回のエアコン内部の掃除は、プロに依頼することをオススメします。
プロに依頼すると、1年間で溜まったカビや汚れがキレイになり、次回使うときに気持ちよく使用できます。
下記の記事にて、沖縄のエアコンクリーニング業者をまとめています。エアコンクリーニング業者に掃除を依頼したい人は参考にしてください。
布団乾燥機でダニ対策
高温・多湿でエサが多いとダニが発生しやすくなります。布団の中はまさにダニが住むに最適な場所です。
- 温度:20~30℃
- 湿度:60~80%
- エサ
布団の中は、
- 体温→温度上昇
- 汗→多湿
- フケやアカ→エサ
上記がダニを発生させる要因になります。
ダニ退治で天日干しする事もあると思いますが、発生したダニには効果は薄いです。
天日干しでも同様にダニを除去することはできません。ダニは明るい場所を嫌うため日光が当たるとふとんの奥や裏側に逃げてしまい、紫外線だけでは死滅しません。ただし、ふとんを乾燥させることで、湿度の低い環境が苦手なダニの活動を抑えることができます。
引用元:エステー
ダニを死滅させるには50℃以上の高温を20~30分程度かける必要があり、布団乾燥機を使用することで、布団の中を高温にしてダニを死滅することができるのです。
我が家が愛用している布団乾燥機はダニ専用モードがあるため、効率良くダニを死滅することができます。
\布団乾燥機でダニを死滅/
布団乾燥機で死滅した後は、掃除機でダニの死骸やフンを忘れずに取り除きましょう。
除湿機が使用できない場所には除湿剤や除湿シート
除湿機はサイズが大きいため、使用できない場所も出てきます。そんな場所には除湿剤や除湿シートで代用しましょう。
クローゼットは除湿剤+扇風機+扉を開ける
クローゼットを開けた時に、ジメジメすると感じたり衣類にカビが生えたりしたことはありませんか?
クローゼットは湿気が高くなりやすいため、湿気対策が必要です。
クローゼットは、コンセントがなく除湿機では置き場所が困るため、除湿剤を使用しましょう。除湿剤を置いておくだけで、湿気はかなり抑えられます。
除湿剤を使用する時は袋に入れて使う事をオススメします。
私はクローゼットにある除湿剤を間違って蹴ってしまって、カバーが破れて集めた水がこぼれてしまった事があります。そうならないように袋の中に除湿剤を入れておきましょう。
クローゼットは扉を閉めていると換気が悪くなります。扉を少し開けて置くことで、換気が良くなり湿気を抑えられるようになります。扇風機を使用すると循環が良くなり湿気がさらに抑えられるのでおススメです。
衣服を詰めすぎると換気が悪くなるため、クローゼット内の衣服は余裕をもって収めるようにしましょう。
タンス内やマットレスの下に除湿シートを敷く
タンス内やマットレスの下も湿気が高くなりやすい場所です。上述しましたが、除湿剤は集めた水をこぼしてしまう可能性があります。タンスやベッド下には除湿シートを敷いて対策しましょう。
調湿木炭「炭八」もオススメ
除湿剤や除湿シートよりオススメしたいのが「調湿木炭」です。
我が家が愛用している調湿木炭は半永久的に使え、サイズが豊富のため除湿機が使えない色んな場所に置いて使用しています。最近では除湿剤や除湿シートより調湿木炭を使用していることが多いです。
電気代もかからないためコスパ最高の除湿アイテムです。
\家計に優しい湿気対策/
我が家は炭八を愛用しており、使用感を下記の記事にて紹介しています。気になるあなたはぜひ参考にしてください。
シューズケースは新聞紙を敷く
足は汗をかきやすく靴は汗を吸収するため、靴を収納するシューズケースは湿度が高くなりやすいです。
シューズケースも除湿シートで対策可能ですが、靴が原因ですぐに除湿シートが汚れてしまいます。何度も取り替えているとコスパが悪いので、我が家では新聞紙を代用しています。
新聞紙が湿気を吸収してくれて、汚れたときに捨てても罪悪感がないので、何度でも取り替えが可能です。
調味料は冷蔵庫保管、または真空容器
調味料をそのままにしておくと、少しの隙間から湿気が入っていき、調味料にカビが生えたりダニが繁殖したり固まったりします。
【カビが生えやすいもの】
- 食パン
- 味噌
- 醤油
- ソース
- ジャム
- 粉物
- 乾物
【ダニが繁殖しやすいもの】
- みそ
- ドライフルーツ
- 砂糖
- 粉物
- 魚粉
- 米
- 味噌
これらのものは冷蔵庫に入れたり、真空の容器に入れましょう。
我が家では基本的に冷蔵庫に入れてますが、冷蔵庫に物がいっぱいで入りきらないってあなたは、フレッシュロックがおすすめです。
フレッシュロックはサイズのバリエーションが豊富のため、色んな調味料の量に合わせて選ぶことができます。
- 300ml
- 500ml
- 800ml
- 1.1L
- 1.4L
- 1.7L
- 2.7L(パスタ用)
- 2.7L
- 4.0L
- 110ml(スパイスボトル)
YouTubeで、様々な調味料や食材をサイズ毎に入れている動画がありますので、良かったら参考にしてください。
冷蔵庫やフレッシュロックを使用し保存することで、調味料や食材を無駄にすることなく使えます。
\高気密の保存容器/
室内干しは除湿機+扇風機、またはドラム式洗濯乾燥機
沖縄は降水確率0%でも突然大雨が降る事もある、「カタブイ」という特殊な天候があります。沖縄では屋外で干さずに室内干しする人も多く、我が家でも基本的に室内干しで対応しています。
室内干しは湿度を高くする原因になるため、できるだけ湿度を高くしないようにしましょう。「室内で除湿機と扇風機を使用し洗濯物を干す」という方法で、湿気も抑えつつ洗濯物を効率良く乾かす事ができます。
室内干しで屋内の湿度を高くしたくないあなたは、ドラム式洗濯乾燥機を使用することをオススメします。濡れた洗濯物を出さずに乾燥させることができるため、湿気対策にも時短にもなります。
洗濯機の買い替えを検討されている場合は、ドラム式洗濯乾燥機を購入してはどうですか?
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すのこベッドは調湿可能
眠っている時に多量の汗をかくため、布団やマットレスははカビが発生しやすいですが、すのこベッドは通気性が良く布団やマットレスのカビ対策になります。
寝ている時に出た汗がマットレスや布団を通ってベッドの底にいき、すのこのすきまを通って蒸発してくれます。ベッドに湿気が溜まりにくく、カビ発生予防になるのです。
すのこベッドのデメリットとして冬は寒くなることがあげられますが、真冬でも最低気温が10℃以上ある沖縄では、あまりデメリットになりません。
すのこベッドはカビ予防になりますが、手入れをすることでより効果的です。
【すのこベッドの手入れ方法】
引用元:cacom
- 布団を敷きっぱなしにしないで朝起きたら畳む
- マットレスを定期的にすのこからおろして立てておく
- すのこを定期的に風通しの良い場所で陰干しにする
- 部屋を喚起する
- 除湿機やエアコンで部屋を除湿する
上記の手入れを定期的に行うことで、カビ予防が効果的に行えます。
すのこは4種類あります。
- 桐(きり)
軽い素材で、女性や高齢者でも動かしやすく組み立てやすい。調湿に最適。 - 杉(すぎ)
比較的安い。調湿に最適 - 檜(ひのき)
高級木材。繊維が細かく強度が高い。調湿に最適で防カビ防虫予防あり。 - 松(パイン材)
香りにリラックス効果あり
初めてすのこベッドを使用する際は、お試しに安価の杉のすのこベッドを使用して、あなたに合っていると思ったら檜のすのこに買い替えるのはどうですか?
70%のアルコールでカビ取り
アルコールはカビの細胞膜に浸透して殺菌してくれます。70%のときに最も効果が高く、85%以上になると殺菌力が低下します。(参照元:ミツモア)
壁紙や木材、畳などもアルコールでカビ取りができ色んな場所で使用することができます。
アルコールをカビに直接吹き付けると噴射でカビが飛び散る可能性があるため、カビ取りはティッシュや雑巾などにアルコールをかけて拭き取ってください。
アルコールはカビ予防にもなるため、カビが発生した場所だけでなく、その周りも一緒に掃除をすると効果的です。
まとめ:【沖縄の湿気&カビ対策17選】放置するとやばいことに!地域によって違いも!
沖縄の湿度は、冬場でも70%夏場は80~90%と年中湿度の高い、湿気大国です。
沖縄での湿気対策には除湿機は必須です。まだ除湿機を持っていない人は必ず準備しましょう。
(沖縄でおすすめの除湿機はこちら)
また、湿気対策の基本は窓を開けて換気する事ですが、沖縄では屋外の方が湿度が高く、窓を開ける事で逆に湿度が高くなる可能性があります。
- 住まいが海の近く→湿度が高い&塩害のため換気NG
- 住まいが海から離れている→屋内外の湿度を確認して窓を開ける
このように、住んでいる地域によって窓を開けるかどうかを判断してください。
その他にも、今すぐできる湿気対策を紹介してきました。すぐにできる事はすぐにして、準備が必要な物は、あなたの環境に応じて湿気対策を行っていきましょう。
あなたが湿気やカビに悩まされずに、快適な沖縄生活を送れることを願っています。
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